建売住宅と注文住宅の大きな違いは「家に合わせて生活する」か「生活に合わせた家をつくる」かです。この違いを理解しておかないと、購入してから後悔することになります。
モデルハウスや現地会場では生活をイメージしてみる
完成した建売住宅の購入は、現地で隅々まで確認することが大切です。
あらゆる生活シーンを想像しながら、各部屋をよ~く確認しましょう。
家具の配置を考えて、コンセントやスィッチの位置など。仮に使いづらいものがあった場合、ほとんどは直すことが出来ないかもしれません。しかし、前もって確認しておくことの方が、あとあと後悔の思いが少なくすみます。
家に合わせて生活をする
注文住宅と建売住宅の最大の違いは、コレ です。
注文住宅の設計では、細かな部分まで生活のシーンを具体化してイメージし、その中から生まれる条件を出来るだけ実現しようと設計に反映させる作業を行います。
ですから、完成品として出来上がった住宅を購入して、そこで生活をするということにすごい躊躇いを感じるのは、永く住宅設計をやってきた管理人が持っている習性みたいなものです。
ところが、3年ぐらい前から中古住宅の購入を考えている方の為に、物件の調査などをやっていて感じる事ですが、案外、私が心配するほど不便な思いはしていないのですね。
どうやら、これは人間が持っている適応能力のようなものなのでは、と思っています。
つまり、家に合わせて生活をすることって、意外と簡単にできてしまうのです。
すると、過去にあんなに悩んで住宅の設計をしていたのは、いったいナンダッタのだろう・・・・という気がしないでもないのですが、それでも、中古住宅を購入されたお客さんは満足をしているので、結果オーライなわけです。
建売住宅購入前チェックシート
とは言っても、念には念を入れろでチェックはしっかりとしておきたいものです。
そこで、建売住宅チェックシートをご紹介します。
このチェックシートは日常、中古住宅の点検・診断の時に、物件概要を記録するために使っているものです。
1ページ目のシートのグレーのベタな部分は、調査した物件を紹介すべきかどうかの判断材料を書き込むところでして、あまり他人には知られたくないことなのでベタにしてます。
物件を見に行くと、しっかり見ようとは思っていても、どうしても見落としてしまうものって必ずあります。
そんな時にこのチェックシートがあると、すごく便利なんです。
もしなんでしたらダウンロードできますので、こちらからPDF版を手に入れて下さい。
コメント