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大東建託グループが戸建リノベーションに本格参入

大東建託グループの大東建託リーシングは一戸建て住宅の買取再販事業を開始しました。

買取再販事業はカチタスが先行企業として絶対的優位な位置に現在いますが、大和ハウスや積水ハウスにパナソニックホームズなど、大手ハウスメーカーも買取再販事業への参入を開始しており、住宅業界では大きな流れになると思われます。

なお同社の事業名は「Reコダテ(リコダテ)」といいます。
参照→戸建て買取再販事業を本格運用/大東建託G

リノベーション住宅

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リノベーションという言葉について

リノベーションという言葉が一般的にも使われるようになり、リフォームとリノベーションの違いがあいまいな状態になるほど、リノベーションは慣用語になったきらいがあります。

既存住宅の買取再販事業では、平成12年以前に建てられた「2000年基準」前の住宅の耐震性能をいかに高めるかが課題です。壁量が足りていてもバランスの悪い住宅、耐力壁が足りていても最初の振動で大きな変形が起きると、2回目の揺れには耐えられずに倒壊する現象を、熊本地震で目の当たりにしました。

買取再販住宅の増加は耐震性能を向上させた既存住宅の増加を意味しており、この増加の現象を「リノベーション効果」と言えるようになると、リノベーションという造語が定着した意味があると言えるのですが・・・・・・

既存住宅流通量が増加

リノベーション事業として取り上げなければならないのは「スターマイカ」です。

マンションリノベーションの草分けである同社は、過去5年間で取引き戸数を倍増させており、好調な業績により2022年4月に変更した東証の上場基準では「プライム市場」を維持しました。

賃貸中物件をオーナーチェンジで買取り、入居者が退去した時点でリフォーム・リノベーションし再販するビジネスモデルは、ストック活用の見本ともいえる事業内容です。

新築からストック活用への過渡期にある現在、既存住宅流通量比率は2019年末で40.0%(既存住宅流通量の地域別推計について「一般社団法人不動産流通経営協会」)となっており、50%を超える日はそう遠くはないと思われます。

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