コーキングの正しい打ち方はヘラやテープの使い方がポイントです。マスキングテープを丁寧に貼り、形状に合うヘラの選び方をすると、素人でも驚くような出来栄えに仕上がります。
コーキングの種類と用途そして打ち方
コーキング(シーリング)は、ホームセンターにいろいろな種類が売られていますが、用途によって適した種類を使います。
コーキングの目的は継ぎ目や窓周りの防水です。
主なコーキングの種類は次の3種類が多く使われています。
シリコンコーキング
主に室内に使われるコーキングです。
カラーは、ホワイト、アイボリー、ブラウン、グレー、クリアが一般的です。
硬化すると、表面につやが出るのが特徴です。一般的にシリコンというとこのコーキングです。
価格は300円前後で、手軽に使えるコーキングです。
変性シリコンコーキング
主に、外部に使用されます。
硬化後は着色が可能で、外壁目地などに最適なコーキングです。
価格は600円前後です。
ウレタンコーキング
主に、外部に使用されます。
価格は500円前後で、変性シリコンコーキングよりは安いですが、硬化後の着色は出来ませんので、カラーは選んで使います。又。耐久性は変性シリコンコーキングより劣ります。
着色の必要の無い、多種類の色を用意したウレタンコーキングもあります。
コーキングの打ち方
コーキングを上手に打つにはまず道具です。
● コーキングガン
200円ぐらいのものからありますが、使いやすさは、左の写真のようなコーキングガンがすごく使いやすいです。
DIYが好きな方は、用意されてはいかがでしょう。
● コーキングヘラ
ホームセンターにはこのようなヘラが売られていますが、上手にコーキングを打つコツは、コーキングの形状に合ったヘラを使うことです。
コーキングの仕上がりは、ヘラで決まります。
下の写真はDIYが好きな管理人が使っているコーキングヘラです。
ホームセンターで買ったものもありますが、半分は100円ショップで買いました。
100円ショップで売っているバターナイフやベーカリーナイフを、ヤスリで好みの形に削ります。
難しい三角コーキングの形も、ヘラの形状できれいに仕上がります。
細いヘラがありますが、このヘラは画材店で買った、油彩用のヘラです。
特殊な目地を作るときに使います。
● マスキングテープ
コーキングの仕上がりを上手にするには、ヘラの次はマスキングテープです。
マスキングテープの貼り方によっても仕上がりは違います。
下の写真は、出隅や入隅のテープの貼り方です。
マスキングテープは、剥がす時に1本で剥がすようにします。出来るだけ、テープを切断しないで1本になるようにします。
コーキングの上手い下手は、ズボンにコーキングが付くかどうかで分かります。
DIY楽しみましょう!!