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建売住宅のアフターサービス裏事情

注文住宅でもよくアフターが悪いと言われますが、建売住宅の場合も同じようなもの、イエ、もっと悪いかもしれません。住宅のアフター悪いのは、住宅業界特有の理由があります。

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期待できないアフターサービス

住宅産業はクレーム産業と言われるように、たいへんクレームが多いものです。
工事中のクレームから、引渡し後のクレーム、特にアフターサービスについてはよく言われることです。

引渡しが終わったら、一度も顔を見せにこない!
と、お怒りになる建主さんもおられるのですが、さて、建売住宅のアフターサービスについて大事なことをお伝えします。

建売住宅のアフターサービスは薄くなる

建売住宅のアフターサービスは、注文住宅に比べると非常に薄いサービスになります。
これには理由があるのです。

何か不具合や困ったことがあると、担当者に連絡をします。するとやってくるのはアフター部門の人がやってきます。
そして、点検や調査をしてもらうのですが、決まりきったことしかやってはくれません。

注文住宅の場合には、まっ先に営業担当がやって来て、親身になって相談に乗ってくれることが多いものです。

建売住宅と注文住宅のこの違いは、人間関係の濃さに差があるからなのです。
注文住宅では、プラン検討から資金計画そして契約・着工・工事管理・引渡し、と長い期間を営業担当が窓口となって進んでいきますので、時には友人以上の人間関係が出来ているものです。

ところが、建売住宅ではこのような濃い人間関係が出来る前に、引渡しを受けるので、後になって営業担当の顔や名前が思い出せない・・・なんてこともあるわけです。

リピーターを大事にする営業マン

建売住宅は完成品なのでこんな違いがでるのですが、では、同じ完成品を購入する車の場合はどうでしょう。
もちろんアフターでいろいろお世話になることもあるのですが、住宅と車の大きな違いがあります。
それは・・・・・車の顧客はリピーターになって、定期的に購入をしてくれる大事なお得意さんなのです。

住宅の場合にはリピーターになることはあり得ません。3年ごとに住宅を買い替える・・・こんな人はいるはずが無いのです

営業マンが持つ、顧客への期待値が低いから、人間関係が深まらず、アフターも形式的なものなってしまいます。

これが、建売住宅では、アフターの薄いサービスになってしまう最大の原因です。

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