戸建て住宅の寿命は以前と比べるとすごく長くなっています。ただし、きちんとした維持管理ができ、経年変化に伴い起きてくる経年変化を的確に判断できるプロの力が必要です。
住宅の健康管理を頼む人はいますか?
家族の健康管理はホームドクター!
住まいの健康管理はハウスドクター!
あなたのお住まいに、ハウスドクターはいますか?
ハウスドクターの必要性
ハウスメーカーで新築をし、数年経つとだんだんと営業担当社員の足が遠のいたり、転勤したり、時には会社を辞めちゃったりして、これまでいろいろ相談に乗ってくれていた人がいなくなります。
アフター部門に連絡しても、なんか事務的な対応であてにならない。短期保証期間が過ぎた不具合などは、有料になりますから、どうせお金を払うのなら、納得したアフターや相談に乗ってもらった方がいいと思いませんか?
住宅は年数が経つとだんだん傷みが目立ったり、これまでなかった現象が起きたりするものです。
- 床がキシキシと鳴る
- 照明器具がずれ落ちてくる
- 外壁の一部がはがれてきた
- すきま風がスースーと感じるようになった
- ガラスとガラスの間に結露が
- 給湯器の音が異常に
- 換気扇の音がうるさくなった
など様々な現象に、もしかして欠陥住宅なんて心配になるものです。
心配になったお客さんから時々電話があります。『屋根が凹んでいるのでは・・・・・?』
不思議な質問に、しばらく状況をお聞きすると『あ~そうか!』『それなら心配ないですよ、照明器具のバネがゆるんで落ちたきただけです』
こんなやりとりをやっていると、お客さんの安心してホッとする顔が浮かびます。
そうです私はこのお客さんのハウスドクターです。
修繕工事は外科手術
ハウスドクターは、住まいの症状から原因を推測します。たぶん断熱材の収縮によって、内部で気流が発生し、すきま風と感じているのではないか。
などと考えますが、調べる方法は実際に内壁を剥がして、壁内部の確認をしなければなりません。
そこで、大工さんに来てもらいます。
大工さんに頼まず、自分で解体してもいいのですが、復旧がうまくできません。
大工さんは、後の復旧のことも考えて工事を行ってくれますので、やはり経験と腕が必要です。
解体した結果予想どおりの原因が確認できたら、悪い部分を直し元に戻します。
まるで外科手術のようなものです。
- 壁にヒビ割れがおきた
- 外壁の表面が剥がれてきた
- 換気口から雨水がしみ出てくる
- 風除室の中に水が溜まる
などの現象には必ず原因があるのですが、原因をつかまないまま、表面だけを直してはまた同じ事が起きます。
修繕工事は外科手術だと思っています。
根本から治す、病気の原因を取り除く。こんな考え方でひとつひとつの案件に取り組んでいます。
職人さんたちは手術チーム
外科手術はチームを組んで行います。
大工さん・設備屋さん・内装屋さん・塗装屋さん・・・・など、行う手術の内容によってチームの構成は変わりますが、メンバーは同じです。
固定したメンバーを選ぶのはハウスドクターですが、選ぶ基準は仕事の質です。
けっして安くやってくれるから・・・といったことはありません。
むしろ選んだメンバーは、折込チラシなどで見かけるリフォーム工事の金額よりも高いかもしれません。
安さよりも信頼性の方が大事なことなのです。
そんな時は、現場から連絡が来ます。『通気層のシートが破れているよ』とかですね。
そこで、対処方法つまり手術の方法をもう一度考えることになるのですが、ただ安いだけで選んでしまうと『ここは頼まれていないから』と、無視をして仕事を終わらせてしまう・・・こんなことがあります。
ハウスドクターをみつけよう
かかりつけのお医者さんは、長く付き合えばつきあうほど、家族やご自分の身体のことをよ~く理解してくれています。
ホームドクターと同じように、ハウスドクターも住まいのこれまでの履歴をよ~く知っている人の方が、病気の発見はすばやくできるし、判断にも間違いがありません。
5年前に外部塗装を行ったから、コーキング切れが原因ではないな!
軒天からの吹込みかも知れない、どれどれ3日前の気象データは・・・?
こんな感じで、ある日突然天井の隅に表れた雨漏れらしい痕跡の原因を探っていきます。
よく『様子を見て下さい』と言われることはありませんか?
実は、様子を見て下さい! には2種類あるのです。
まったく原因が分からないので、その場しのぎにこう言っている場合と、たぶんこうだろうと思うけど、とりあえず様子を見て原因を確定しよう。という場合とではまったく違うものです。
どちらがあてになるかは分かりますよね。
あなたの街にもどこかに、本当の住宅のプロがいると思います。是非ハウスドクターを見つけて住まいの健康管理・・・しっかりやってもらいましょう。
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