不審者が侵入したら警告音が鳴ると同時に、警備センターに知らせが届き、ガードマンが現場に駆け付ける。
外出中や旅行中でも安心な空き巣対策ですが、空き家になった実家の管理もホームセキュリティで可能です。
空き巣対策と空き家対策、一文字違いのセキュリティメニューの内容を見ていきます。
空き巣対策とまったく同じ実家の空き家対策
親が同居することになったり、病院や介護施設に入居・入院したりして実家が空き家になってしまいました。
家具や家電などはいつ戻ってきても使えるよう、そのままにしていますが、長い期間の空き家状態は不安なものです。
- 不審者が侵入し生活する
- 家電や家具などを盗んでいく
- 野良犬や野良猫の住処になる
- 雑草が生い茂り庭木の枝は伸び放題
- ゴミの不法投棄により近隣から苦情がくる
このようなことを防ぐ為には、定期的な見回りや不審者の侵入防止対策などが欠かせません。
そこで有効な手段と考えられるのが、ホームセキュリティの空き巣対策です。
空き家対策にも有効なホームセキュリティの空き巣対策とは
ホームセキュリティの空き巣対策は大体メニューが決まっています。
- 扉や窓にセンサーを設置
- セキュリティセット時に窓や扉を無理やり開けたりすると感知するセンサーです。
- センサーが異常をキャッチしたら自動通報
- センサーが侵入者などの異常を感知したら、警備センターに自動で通報が届きます。
- 同時にブザーが作動して侵入者を威嚇
- センサーが感知するとブザー音を発し、侵入者を威嚇します。同時に警備センターにも異常状態が起きたことを通知します。
- ガードマンが駆け付け
- 異常の通知を受けると、最も早く到着できるガードマンが現場に急行します。
- ホームセキュリティをセットすると締め忘れのチェック
- 外出時に玄関ドアをロックする際、締め忘れの窓があった場合は警報が鳴り、締め忘れのチェックをします。
締め忘れのチェックは空き家の場合、必要ないように思いますが年に1回とか2回とか点検に訪れた際に、鍵をかけ忘れるということもありますので、実は必要なメニューです。
戸建住宅の防犯対策は空き巣対策に重点を
空き家ではなく、居住中の住宅で発生する空き巣などの侵入窃盗事案の概要をみておきましょう。
空き巣が多く発生する場所は、圧倒的に多いのが“一戸建て住宅”です。
侵入窃盗事案の統計によると、共同住宅の3倍近い件数が一戸建て住宅でおきています。
そして、窃盗の手口別で圧倒的に多いのが“空き巣”です。
空き巣を防ぐにはどんな対策が必要でしょうか。
- ピッキングされない玄関錠に替える
- 玄関錠をダブルロックにする
- 窓に防犯フィルムを貼る
- 高い塀や見通しが悪くなる庭木を植えたり設置しない
- 玄関や庭にセンサーライトを設置する
などいわれていますが、いちばん効果のある方法は、必ず鍵をかけることです。
外出時はもちろんですが、ゴミ出しに行くときやお隣に回覧板を持って行く時、在宅時のちょっとした時間の外出も要注意です。
空き巣の侵入手口で最も多いのが、無施錠の玄関や窓からの侵入です。
空き巣の手口と注意する時間帯
空き巣が多く発生する時間帯は午前10時から午後4時頃と言われており、留守宅を狙った犯行と思われますが、この時間帯は“居空き”も多くなっています。
先ほども書きましたが“チョッとした外出”も実は狙われています。
次に怖いのが“忍び込み”です。
就寝中に忍び込んでくるわけですが、23時頃から増加をはじめ夜中の1時から明け方の5時までの時間帯がピークです。
ぐっすり熟睡しているところを忍び込んできます。
手口としては“窓ガラス”からが多いようです。
空き巣、居空き、忍び込みと3つのタイプがある侵入窃盗犯ですが、ほぼ一日中いつでも被害に遭う可能性がありますが、比較的少ない時間帯というと、朝の8時前後と夜の10時前後、それ以外は危険な時間帯と言っていいようです。
空き家管理を警備会社に依頼する
居住中の住宅であれ、空き家であれ、空き巣狙いの犯罪者にとってリスクの少ない時間帯とか、狙いやすい物件の特徴は変わりません。
自分でできる対策は居住中の場合と同様やっておき、さらに警備会社のホームセキュリティを利用すると、空き家管理をより完璧に行うことができます。
ホームセキュリティには空き家管理というメニューがあります。
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