客前プランなる言葉があり、お客様宅で打ち合わせ中に、要望を聞きながら目の前でサラサラとプランを作っていきます。
見ているお客さんはビックリします。目の前でこれから建てようとしている住宅のプランが出来るわけです。
住宅のプランニングは、数稽古が必要なものです。専門学校や大学では住宅プランの教育はやられていませんので、個人でプラン力を身につけるしかないのです。その為日ごろから、味のあるプランを見つけたら、プランに隠された考え方や手法を吸収して、自分なりに勉強していくのですが、いくらやってもうまくならない人もいます。
よくセンスが悪い!・・・・・なんて言われますが、そーゆーことかもしれません。要するにセンスの悪い人はいくらやってもうまくなりません。しかも時間がかかります。
設計部にいた頃、一度に数件の担当をします。契約前の図面のチェックもあれば、工事途中で変更になった物件の変更図面もあります。そんな忙しい最中に、営業マンから 今晩アポだから、プランを作ってくれ! と頼まれます。
自分で作ったら・・・・・あなたのお客さんなんだから・・・・・ と思うのですが、あまりプランのうまい営業マンではありません。仕方なく、10分待って! と、要望メモを見ながらしばらく考えます。そして、サラサラと10分間で鉛筆描きのエスキースを作ります。
こんなやり方が、今でもやられているかどうかは、現場にいませんので分かりませんが、あまり状況は変わっていないのかもしれません。
きれいなプレゼンボードを見ると、お客さんは、10分間で作ったプランとは思ってもいないでしょう!!